2024年2月4日
「主は人の苦しみを侮られません」 棚谷直巳牧師 (要旨)
詩編22篇1~27節
遠方から姉兄が見舞いに来ました。そのおりに、50年前のタイムカプセルに入っていた私の作文を持ってきてくれました。『老人と海』の読書感想文で、失うことを受け入れる人間の尊厳が書かれていて、不思議と励ましを受けました。でも受け入れるまでに、人はもがき苦しむのです。「主は…人の苦しみを決して侮」りません(詩編22:25)とあるように、人は痛みを通して十字架のイエスと出会うのです。子どもの持つ生命の力にも人間の尊厳を想います。一粒の麦として次世代と混じり合ってゆくことが、本当の意味の希望であると思います。