礼拝宣教から20220904

2022年9月4日

「孤独の癒やしから」 棚谷直巳牧師 (要旨)

ヨハネによる福音書5章1~9節

イエスは私たちの「病という日常のなかに訪れ」、元気を失わせているものを取り除いて「病の孤独」から解放してくださいます。がんの手術後、看護師さんに「立ちましょう」と言われた時、頭をよぎったのは「起き上がりなさい(ヨハネ5:8)」「タリタ・クム(マルコ5:41)」などの御言葉でしたが、それで力が入ったというよりも心身の自力じりきが抜けたので歩き出せたのです。教会の同じく癌や難病の仲間も思い出して孤独を感じませんでした。「病もまた、人の生きる日常である。共に生きる道はそこにもある」と、見守ってくださっていたのです。