2023年4月23日 (南山城伝道協議会講壇支援)
「復活と回復」 岸本兵一牧師 (要旨)
ルカによる福音書24章36~43節
復活のイエスは具体的な日常の食物を求めました。聖書は当初口伝と写しで伝承されます。復活の信憑性は、感性あるリズムと節が付けられ伝えられたのです。河内音頭が元は情報を正しく伝える手段として詠われたのに似ます。京都では焼き物を『焼いたん』と会話表現でそのまま言います。気取らず、盛らないのです。では「親しくして居られる」イエスを伝えるものとは何であったでしょう。「何か食う物あらへんか」「魚の焼いたんならおますけど」…棒読みでないこのニュアンスを大切にして、復活を実感したいものです。