2022年12月4日
「ガリラヤ・ナザレの自由」 棚谷直巳牧師 (要旨)
ルカによる福音書1章46~56節
坂根輝吉さんが天に召されました。「夫/父親/男/社会人にならねばならない」と葛藤し「かえって家庭や社会に迷惑をかけた」と赤裸々に語った姿が印象に残ります。共同作業所で、苦しい過去を負いながら生きようとする仲間の姿に心打たれ、自分を生かす道を進み、精神障害者の人権運動と生活保護/生存権裁判等に取り組まれました。イエスは生きていての「罪・負い目」は、「新しい命に生きるための救いの十字架である」と教えました。坂根さんもそのように生きられたのです。天には神様からの祝福がありますようお祈りします。