礼拝宣教から20221009

2022年10月9日

「何かするので受け入れる ではなく」 棚谷直巳牧師(要旨)

ルカによる福音書18章9~14節

19歳の時に宗教妄想を発症しました。その時に新興宗教に入ってたらどうだったかと考えます。弱い心に犠牲を求める団体には怒りを覚えますが、救援活動をした人は「善悪二元論の非難で救援は出来ない」と断言します。徴税人(ルカ18:9~14)は表面的正しさによってではなく、人間の弱さも認めてくださる神の、そのいつくしみに生きる姿勢をもって義とされました。がんになって、イエスはそばにいると想うようになりました。限界が出来たことでむしろ気づいたのです。信仰の歩みとは「何かを成して完璧かんぺきに近づくこと」ではなかったのでした。