2024年12月15日 (待降節第3主日、降誕前第2主日)
「大っ嫌いだ!クリスマスなんて、」 岸本兵一牧師(南山城伝道協議会講壇支援)
マタイによる福音書1章18~20節
夢子さんの両親は離婚してたが日曜には教会で顔を合わせていた。家に帰らなかった夢子さんがある日、日焼けした青年を連れてきた。彼が自分に学歴がないこと等々を話そうとした時、父はそれを遮り「籍を入れなさい」と言った。「イエスの母マリアは路上生活者。夜陰に紛れた複数の男の餌食にされ妊娠した。悲嘆に暮れるマリアを冴えない男が憐れんで妻に迎えた…」あるミッションスクールに招かれた講師はそうマリアの苦悩と戸惑いを表現した。聖なるフィクションの欺瞞性を凌駕する確かな生き様もあるのです。