2024年12月8日 (待降節・アドベント第2主日)
「信仰告白~寄留者と共に喜ぶ~」 棚谷直巳牧師 (要旨)
申命記26章5~15節
外国籍で永住権を持たない人が主に宗教者として謝儀を得るには日本基督教団教師試験に合格しても宗教ビザを得られず、今は本国教会から宣教師として派遣されねばなりません。S牧師はこの問題を2017年に教区総会で提起しました。「何も知らされていない留学生に伝達して」。その後も建議は2回出されます。日本人教師が自分たちの課題として取り組んで欲しいからでした。人が生きにくい制度/体制を直す力は、若者たちの「自分はこう生きてゆきたい」との祈りにあります。大人達は体制維持と無関心で、大きな社会的不利を抱える若者の生きる力・希望の道筋を妨げてはいけないのだと思います。