2024年11月17日
「試練と気づき」 棚谷直巳牧師 (要旨)
コリントの信徒への手紙Ⅰ 10章13節
今は教会墓地に眠る柏木正行さんは「就学猶予」で学ぶ機会を奪われましたが壁に文字を貼り独学で詩を書くようになります。親友が施設暮らしに絶望し自死したのを切っ掛けに、当時全く介護保障の無かった中で学生を集め自立生活を始めました。最近つれあい李清美さんは肺炎からくる小脳炎症から右脚麻痺と排尿困難が起こりました。「神様どうしてですか」とおもった時、天から降ってくるかのように「私に出来ることはこれまで通り、神様に委ねて祈ることしかないと気づかされた」と云います。自分が今までで一番辛いと思うその時にこそ、そこに生きて働くイエスに気づかされるのでした。