礼拝宣教から20240512

2024年5月12日 (平和を創る女性の記念日)

「平和と迫害と神の幸い」 棚谷直巳牧師 (要旨)

マタイによる福音書5章9~12節

日本基督キリスト教団信仰告白は、戦前の「同化と植民地化」の体質をひきずるので1967年「戦争責任の告白」とあわせて考え、鵜呑うのみにせず「歴史に現れた神の問いかけ」と心に受けとめたいです。「母の日」もただ道徳的な「感謝の日」ではありません。南北戦争で地域の女性たちが敵味方なく看護をした後に「夫や子どもや恋人を戦場に送るのを拒否する 母の日宣言」を表明したことに始まります。アンナ・ジェービスが教会で最初にささげたカーネーションも、私たち一人一人が反戦平和の祈りを献げるべきことを象徴したのでした。迫害があっても、決して消えない反戦平和への祈りを心に刻みたく思います。