礼拝宣教から20230319

２０２３年３月１９日

「心は燃えても、肉体は弱い」　棚谷直巳牧師　（要旨）

マルコによる福音書１４章３７～４２節

精神保健や牧師のつとめは 人の深い孤独の傍かたわらに向かうことだから、自死に向き合うこともある…そう考えるにせよ、到底償つぐなえない負い目を生きている自分を思います。「自分のあの時の言葉が引導いんどうになったのではないか」と思ってきたのです。ですので、イエスに贖あがなっていただかなければ自分を生かすことは出来ないのです。ゲッセマネで弟子達はすぐ傍にいながら、イエスの苦悶くもんと痛みに寄り添うことができませんでした。お互いの人間的弱さを痛感したときに、むしろ贖いの業わざに連つらなってゆける、共に生きてゆけると、今は思います。