2023年3月12日 (教会員による証)
「私に与えられた棘」 柴垣孔明 教会員
コリントの信徒への手紙二12章1~10節
子どもや赤ん坊の声質だけを抽出して精神的に不安定になる恐怖症があります。背景に19歳の時に有名国立大を不合格となったことがありました。自分への過大評価と挫折/失敗の繰り返しで統合失調症も発症します。パウロは「思い上がらないように一つの棘が与えられた」と告白します。しかし棘が与えられたからこそ、どのような生き方をすればいいのかを絶えず主に問うて生きてきたのだと思います。恐怖症での制限も労苦も、フリースペース「おやすみ」の奉仕を経てひきこもり支援に携わることに導かれたのでした。