2023年2月26日
「主の僕による贖い」 棚谷直巳牧師 (要旨)
イザヤ書53章1~12節
イースター前の40日間で「求道者会」を最初に行ったのはAC2世紀の護教論者ユスティノスでした。彼自身も大迫害時代の無名のクリスチャン達に感銘を受けて受洗した一人でした。遡って紀元前6世紀、軍事力で自分の民族を解放したペルシャ王を讃えたことを後悔した第二イザヤは、「見るべき面影もない」奴隷の同胞を見出して、力ある者にではなく「多くの痛みを負う人」の中にいる贖いのメシアを告白します。ですので、私達も力に依存する平和ではなく「時代に打ち砕かれた人々の側にいるキリスト」を祈りたいと願います。