2023年1月29日
「誰がために」 棚谷直巳牧師 (要旨)
創世記23章7~20節
古代の『神の教育』(ラクタンティウス著)という本には、助祭が難破で亡くなった人を異邦人であるか否かに関わりなく「ひとりひとりの遺体に服を着せて埋葬すること」を業としていた事が書かれてます。当時の救済観と「開かれた宣教」の一端を知るお話です。お墓のことも、貧困や人権の課題も、教会の問題だったのでした。キリスト教会の献金額の落ち込みが今日問題となっています。ですが、今ある教会の中の貧困の問題を見据えて、外の問題としてではなく当事者の姿勢で、課題に取り組むことが大切なのではないかと思うのです。