2022年3月6日(教会員による証)
「歯ぎしりのあとに」 橋本博 教会員(要旨)
マタイによる福音書25章14~30節
マタイによる福音書には、神様の意に沿わない行いをした人が泣きわめいて歯ぎしりをする場面が随所に出てきます。あるきっかけがあって、1953年に起きた殺人事件の死刑囚のことに着目しました。彼は獄中で受洗し、死刑執行時の最後の言葉が「アーメン」でした。どんな罪を犯した人にも「悔い改め」「低みに立って見直す」チャンスが与えられていると思います。歯ぎしりをした人にもやり直しのチャンスがあると信じます。彼が死刑執行されてしまったことが惜しまれます。神様から与えられたタラントンが生かされる世の中でありたく思います。