2025年5月18日 (教会員による証)
「Mくんのこと その後」 橋本博 教会員
マルコによる福音書7章31~37節
私の高校の同級生で、かつ棚谷牧師の大学のサークルの先輩でもあったMくんは、カトリックの信徒でかつ脳性麻痺で聴覚障害のある障害者でした。高校時代、私はMくんをつっけんどんにし続けてしまいました。社会人になってたまたま福祉の仕事に就いたことで、彼に対するおわびと後悔の思いがつのりました。カトリック教会のホームページを通じてMくんが頸椎損傷で重度障害になっていることを知りました。思い切ってMくんあてに手紙を出し、そして47年ぶりの再会を果たしました。彼は神の和解の恵みを喜んでくれました。Mくんから棚谷牧師へのメッセージをその生前に渡すことができました。何事にも時があることを実感しました。