2025年4月13日 (棕櫚の主日)
「もし、だれかが何か言ったら」 岸本兵一牧師(要旨)
マタイによる福音書21章1~5節
イエス様が十字架につけられ、そして復活された1週間前、子ろばに乗ってエルサレムに入城された日を記念する「棕櫚の主日」。いわば序列の下位のさらに下位に当たる者を暗示する雌ろばの子を「主がお入り用」として用いられた。私がかけだしの牧師だった頃、教会内にあっても男尊女卑や人権を軽んじる言動があったことを思い起こす。もしだれかが何か言っても、小さな者を用いられる主を信じること。それが棚谷牧師の一貫した説教のスタンスだった。