礼拝宣教から20250105

2025年1月5日 新年礼拝

「逃れる道」 棚谷直巳牧師 (要旨)

第1コリントの信徒への手紙10章13節

1980年代。「自分の現場を持とう、現場に学ぼう」との牧会テーマがありました。そこに心酔して30年間、福祉の課題を見つけては解決を急ぎすぎる仕事をしていました。ところががんを得て、「自分は病の中でたった一人だ」とまず気に病みました。痛みは無いのに些細ささいなことが気になり精神的に苦痛だったこともありました。自分は何て弱いんだろうと痛感しました。しかしイエス様は、この弱い人間の傍に来てくださる生きた神でした。他の者の手でなく、解決は本人が生きる自由の列で示してくださいます。決して病の者を孤独に捨て置かれず助け手を向け、新しい出会いも約束くださるのでした。