礼拝宣教から20240915

2024年9月15日

「個人を呼び出すイエス」 棚谷直巳牧師 (要旨)

マルコによる福音書5章25~34節

今日こんにちことに認知症の方が個人として主張を通し生き抜くのは、医療と福祉の体制が整っているからこそ難しいと感じます。「問題を起こしてはいけない」との暗黙あんもくの制限・圧力が、自身を萎縮いしゅくさせるのです。その女性の事情も深刻でした。まわりの誰にも相談できない病につけ込まれ、医師逹には財産全てを奪われました。でもそれでも「衣に触れさえすればやされる」と、後ろからイエスの衣に触れたのです。誰にも言えない、伝わらない強い祈りをイエスは「感じて」、彼女を人々の前に呼び出しました。話を聞き終わると「あなたの信仰があなたを救った」と、彼女の生き様を福音の光とされました。イエスは一人もらさず、隠れた祈りを導き出してくださいます。ですので、私逹もあきらめず自分をたもち祈りたいと願います。