2024年6月9日 (花の日礼拝)
「埋葬と福音の記念」 棚谷直巳牧師 (要旨)
マルコによる福音書14章3~9節
牧師という仕事を通し、家族友人の死の痛みと向き合ってきました。イエスはご自分の十字架の死を通して、人の死と向き合う者の尊厳を伝えてくださいました。ナルドの壺のお話では(マルコ14:3~9)、「この人のしたことは、世界で福音が伝えられるとき、記念として語られるだろう」と語られました。その人の死を前に、いったいどうしたらよいのだろうと思い悩み、ただただ愛を注がれたことが皆さまにもあったと思うのです。生と死において、人の痛みを侮らず蔑まれないイエスは、そのままありのままで良いと祝福されたのでした。