礼拝宣教から20240331

2024年3月31日 イースター特別礼拝

「霊のいのちは朽ちることがない」 棚谷直巳牧師 (要旨)

ローマの信徒への手紙8章10~11節

主治医の勧めでホスピスの早めの予約をしてきました。「延命処置はしない。症状緩和かんわで麻薬や向精神薬・鎮静剤を用いる」などの説明がありました。人間の痛みや不安に寄り添うことがもっとあっても良いのにと思いつつ、一方で「自分はこんなに手厚く死んでよいのか」と戸惑いを覚えました。仕事柄、自分のせいで亡くなったと思う方や、もっと工夫して接すれば良かったと思う方がいます。無念に生きた人や、無念の死を迎えた人のあがないによって、私は成すべき事を神に与えられ、ゆるされて生きてきたと考えます。痛みを無くすケアだけでなく、その人が大切にしてきたものに寄り添っていたいです。