2024年1月7日
「神によるもてなし」 棚谷直巳牧師 (要旨)
使徒言行録10章9~16節
レビ記にある「食べて良いもの悪いもの」は民族滅亡の危機にあって異国でアイデンティティを保つ律法でした。しかし他民族と食事せず交わりを持たないことにもなり、これが後に異邦人伝道の妨げになりました。神はむしろ聖書の民の側にある頑なさについて、繰り返し「人を分け隔ててはいけない」と啓示し「他者の前で自らを問う信仰」に導かれました。圧倒的正義だけを示す信仰に正義はありません。「地獄のような正しさ」で戦争に突き進む現政権がありますが、私たちは自分の弱さを知り、寛容の心をもって生きたいと願います。