礼拝宣教から20221225

2022年12月25日 クリスマス特別礼拝「平和を求めて~離れていても~」

「平和の木を守り育てる」 棚谷直巳牧師 (要旨)

コリントの信徒への手紙Ⅰ12章18~26節

平和は「強い上からの正義」によるのではなく、「負の歴史から学ぶもの」だと思うのです。やみの時代に赤ん坊の姿で生まれ、人の生きる苦しみや痛みを知り、十字架にかかったイエスを私たちは救い主と告白します。パウロも力強いリーダーが一引っ張る共同体が正しい、とは言いませんでした。共同体・教会のなかで、特に「弱い部分」とされる人が引き立てられ主体ともなってこそ、それぞれは互いに生きるのだと教えます。今生きづらさを抱える人と、共感で築いてゆく「どこにも傷のないまことの平和/シャローム」を祈りたいとおもいます。