2022年4月3日
「決して傷つけられないもの」 棚谷直巳牧師 (要旨)
マルコによる福音書15章16~32節
これまでの出会いで、虐めや民族差別によっては人の魂の根幹は決して傷つかないことを教えられました。むしろ「弱者を見下し威圧する行為が人(自身)を汚す」のでした。ウクライナでは今、避難する人々の命にまず 向き合った平和活動が行われていることを心に覚えたいと思います。沖縄地上戦や空襲や原爆は、時の日本の為政者が「国体護持」より自国民の命を優先していれば防げたはずでした。ところが今日の日本の政権も、危機感を扇り平和憲法をまず変えようと躍起です。都合の悪い人を排除し命を蔑ろにする権力ではなく、侮蔑を受けても傷つかぬ魂をもって、人権を優先する事を求めます。