2022年1月23日
「その霊は永久に私を慰め」 棚谷直巳牧師 (要旨)
第1コリントの信徒への手紙5章16~21節
故金耕祐さんは生前、オモニと共に医療的ケアを必要とする人の立場を社会に発信していました。同じ在日同胞で墓標に名を刻む人に義父の李麟俊がいます。アボジは平壌生まれ、祖父は日本の軍需産業に携わっていたと云います。医者を目指して日本の学校に入学しますが結核に倒れ難聴になりました。朝鮮戦争では財産を没収され、戦後 大韓民国国籍を選んだため、実家に帰れなくなりました。旋盤の仕事を興しますが株で失敗します。苦労の割に愛嬌のある人でした。人の欠点も弱さも行き詰まりも、イエスは贖いの業の中で受け止め赦しの心をくださり、神と和解させてくださるのでした。